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局部無修正画像公開で一斉検挙 

カテゴリ:徒然記事

今回は、国内にサーバーを置くブログなどに局部無修正画像を公開していたとして大量の逮捕者を出しました。
何度も同じような事を書いて申し訳ないのですが僕は日本国内現行法は遵守しますが、それはそれがルールだからというだけであって、ルールではあっても、様々な意味で正しいルールだとは思っていません。
むしろ、問題を局部の修正の有無に集約させて、その画像の意味や芸術性の有無、画像を配布する意図の善悪を判断することを意図的に回避する手段になっているからです。
一律に無判断に局部の修正を問題とすれば、その結果、修正された局部のみが特別な意味や価値を持ってしまいます。このような現象は言語表現にもあり、放送やインターネットの書き込みで禁止される「差別用語」「不適当な表現」などを避けるために、これまでに無い新しい不当な差別表現が無数に作られてしまっています。
ちょうどアメリカにおける禁酒法時代を思わせる状況となりますが、今この日本はすでに同じような状況にあると言えるでしょう。
今回の逮捕者は、そうした状況を逆手に取っていわゆる「荒稼ぎ」をしている、あるいはしていたと疑われた人たち、すなわち当局からすれば「現代ネット社会のアル・カポネ」と見なされた人たちなのかもしれません。
多くに見られる不当な差別は大変に由々しい問題です。また同時に自由意思や権力の無差別な行使はこれもまた大変由々しい問題です。そしてそれぞれの問題には最善と思える対策が望まれるものです。
歴史は繰り返すと言いますが、いずれにせよ日本の現行法は結果的に道徳的にも、文化的にも「国民の意識の向上」という言葉が意味するものとはまったく逆行した思考や発想を発達させるものとなっているように思えてなりません。
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